農業で地域を復興し、
社会課題の解決に取り組む
大地のいのちの農業生産部門のご紹介です。
当社の農業生産部門の設立経緯は「社会課題の解決と地域の復興」です。長崎県西海市は江戸時代には捕鯨基地として、明治以降は炭鉱の街として大いに栄えていましたが、現代では捕鯨産業も成り立たず、炭鉱も閉山し、人口流出が問題となっています。
また山間部が多く平野部が少ないため、山の斜面を活用した「みかん」の生産も盛んでしたが、地域の高齢化に伴い離農の増加も課題となっていました。そこで「社会課題を解決し、わが町をなんとか元気にしよう」と、耕作放棄地や荒廃農地を活用して農業を始めたのがきっかけでした。
そのため、私たちが目指すのは「付加価値の高い農業」と「農家との連携」です。安心・安全な農産物づくりと高付加価値化の両立、そして当社一社だけが頑張るのではなく、長崎、九州、そして全国の農家さんにもその手法を共有し、協力して地域活性化を目指していきます。
大地のいのちが実践する
農業の特徴
栽培技術の研究
大地のいのちでは、当社の提唱するまったく新しい「サンビオティック農法」を研究、実践しています。単なる農産物生産にとどまらず、高付加価値農業の理想である
・美味しく栄養価の高い農産物の育成
・農薬を減らし、安全性、品質、収量をアップ
という、2つの目標を実現するために、自社農場での実験栽培による栽培技術の研究を行っています。
栽培技術を全国の農家さんに指導
当社の蓄積した栽培技術はマニュアル化され、全国の地域課題と志を同じにする農家さんたちにも共有、指導を行っています。
その結果、日本全国の多岐にわたる品種ごとの栽培技術やノウハウも当社に集積、データベース化されており、日々、参加される農家さんも増加しています。
自社農場のご紹介
当社では、長崎県西海市に東京ドーム約3.4個分の広さにもなる約16haの広大な自社農場を運営しています。
自社農場では、みかん、さつまいも、玉ねぎ、馬鈴薯などの青果を中心に生産を行うとともに、実験農場として栽培技術の研究も行っています。