10年、20年後の
地域の農業を守るために
大地のいのちでは、長崎県西海市に東京ドーム約3.4個分の広さにもなる約16haの広大な自社農場を運営しています。
自社農場では、みかん、さつまいも、玉ねぎ、馬鈴薯などの青果を中心に生産を行うとともに、実験農場として栽培技術の研究も行っています。
reason大地のいのちが
自社生産に取り組む理由
地域活性化のため
江戸時代には捕鯨基地として、明治以降は炭鉱の街として大いに栄えていた長崎県西海市は、捕鯨産業の衰退や炭鉱閉山により、過疎化が進んでいます。
またかつて盛んだった農業も、高齢化による離農が増えており、耕作放棄地や荒廃農地も問題となっていました。
「農業こそ地域経済を支える基盤産業」という理念を持ち、地域活性化のために耕作放棄地や荒廃農地を有効活用し、自社農場を開設しました。
安全で美味しい
農産物の栽培研究のため
自社農場で当社の提唱する農法「サンビオティック農法」を研究、実践しています。
サンビオティック農法は、
・美味しく栄養価の高い農産物の育成
・農薬を減らし、安全性、品質、収量をアップ
という、今の時代に求められる高付加価値農業を実現する新しい農法です。また栽培研究だけでなく、農業資材の開発研究も行っています。
農業と食の人材を
育成するため
自社農場を活用し、食と農の人材育成を行っています。
土づくりや農産物の栽培技術の習得だけでなく、品質管理から商品開発に至るまで、これからの農業で必要となる知識や体験を学ぶ場として活用しています。
また、その育成は長崎県だけでなく、全国の志のある若手農家さんにも間口を広げています。